快適に動くパソコンのスペックとは?

2015年6月11日

デスクトップPC

こんにちは!
パソコンの出張・訪問修理のさくらパソコンサービスです!

皆様は『Windows 8.1のシステム要件』というものをご存知でしょうか?

システム要件とは『Windowsを動かす為に必要なパソコンのスペック』のことを指します。

ちなみにWindows 8.1のシステム要件は以下の通りです。

・CPU: PAE、NX、SSE2 をサポートする 1 GHz 以上のプロセッサ
・メモリ: 1 GB (32 ビット) または 2 GB (64 ビット)
・ハード ディスクの空き領域: 16 GB (32 ビット) または 20 GB (64 ビット)
・グラフィックス カード: Microsoft DirectX 9 グラフィックス デバイス (WDDM ドライバー付き)

「なんだそんなものか」と思われた方もいるでしょう。

しかし、システム要件は快適な動作を保証するものではなく、動かす為の最低限必要なスペックですので、上記のようなパソコンでは使い物になりません。

下の画像は2013年2月に発売された国内メーカーのパソコンでリカバリ作業後に起動し、しばらく時間が経過した後に負荷がどの程度かかっているのかを表示したものです。

image

スペックは、
・CPU:Celeron Dual-Core B830 1.8GHz/2コア
・メモリ:DDR3 PC3-12800 2GB
とシステム要件をクリアしていますが、CPUもメモリも負荷率がひどいことになっています。

「重たくて有名な某セキュリティソフトのせいだ!」という意見もあるかと思いますが、この重たくて有名な某セキュリティソフトはパソコンに最初から入っていたものです。

このパソコンが快適に使えるとは到底考えられませんが、一般的な家電量販店で7万円程の価格で売られていたものです。

このように『家電量販店でそこそこの値段で買ったからまともに動く』と考えるのは大間違いです。

家電量販店ではリーズナブルな価格で販売できるようにスペックを絞ったパソコンが数多く並んでいます。

店員の言葉を鵜呑みにせず、自分の目でしっかりと選びましょう。

不安な方は当社までご連絡頂ければ無料にてアドバイスいたします。

お気軽にご相談くださいませ。

カテゴリ : レスキュー

コメントを書く