2016年7月14日
こんにちは!
パソコンの出張・訪問修理のさくらパソコンサービスです!
先日の記事でも紹介したランサムウェア『Zepto』が今週に入り再び攻勢を強めています。
ランサムウェア『Zepto』はメールに添付されたファイルを開くことで感染します。
感染するとパソコン及び同一ネットワークにあるNASや他のパソコンの共有フォルダ内に入っているファイルを暗号化します。
暗号化されたファイルのファイル名は不規則な英数字に変化し、『.zepto』の拡張子が追加されZEPTOファイルと表示されます。
メールの添付ファイルを使用したランサムウェアの配布はZeptoに限らず、他のランサムウェアでも使われている方法です。
メールの添付ファイルは不用意に開けないように注意しましょう。
ランサムウェア対策は4つのパートに分けられます。
残念ながらどのパートもランサムウェアの対策として100%ではありません。
全てのパートを同時に実施することで100%のランサムウェア対策となります。
ランサムウェアとは何か、改竄されたWEBサイトや広告からの自動ダウンロード、メールの添付ファイルなどランサムウェアの感染ルートの知識を共有することが重要です。
また、ランサムウェア対策の4つのパートについて熟知する必要があります。
セキュリティ対策ソフトの導入は必須ですが、ソフトによっては予防力の低いものも存在しており、選定の際には注意が必要です。
また、Windowsやインストールされているソフトウェアの更新を滞りなくおこなう必要があります。
残念ながらセキュリティ対策ソフトの導入とソフトウェアの更新では100%の感染予防は不可能です。
感染予防策をくぐり抜けたランサムウェアから重要なデータを守る必要があります。
重要なデータはバックアップを取り、バックアップデータをランサムウェアの手が届かない場所に置く必要があります。
ランサムウェアを含むマルウェアは進化の速度が速く、これまでも数日で状況が変わったこともありました。
その為、最新のランサムウェアへの情報収集、それらを元にしたランサムウェア対策のアップグレードが不可欠です。
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