2015年2月14日
こんにちは!
パソコンの出張・訪問修理のさくらパソコンサービスです!
昨日、京都方面に向かっていたのですが、まるで雪国のような吹雪でびっくりしました。
あちこちで渋滞が起こり、当日ご予約を頂いていたお客様には大変な迷惑をかけてしまいました。
さて、ここ数日は気温低下によるものと思われる修理相談が急増しております。
主にパソコンの起動不良ですが、ハードディスクが破損しているケースが多く見られます。
ハードディスクはレコード盤と針のような機構になっており、レコード盤に当たるディスク部分は毎分5,400~7,200回転という高速で回転しています。
その為、ディスクの軸受けには磨耗による金属粉や騒音の発生を抑制する為『流体軸受』が使われています。
流体軸受は軸とそれを支える部品の間にオイルを満たし、軸と部品の接触を無くすことで磨耗等を防ぐメリットがあります。
しかし、温度低下によるオイルの流動性悪化や、急激な温度変化による部品の歪みや落下等の衝撃によるオイル漏れが発生します。
Googleが開示した自社で使用するHDDの故障率に関するレポートによると、HDD内部の温度が30℃を下回ると故障率が増加しています。
HDD内部が30℃となると、パソコンを設置している部屋の温度は20℃以下と思われます。
この時期、空調を入れてなければ目覚めた時や帰宅直後は室温が20℃を下回っていることがあるかと思いますが、その状況でパソコンを起動すると故障につながる可能性が増加します。
また、起動してもなんだか重い、調子が悪いといった時には無理をせず、室温が上昇してからパソコンを使用してください。
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