パソコンの起動時にメーカーやWindowsなどのロゴが表示されたまま起動しない時はパソコン内部の部品の故障やデータの破損が考えられます。
この記事では対応方法を順序に沿って紹介すると共に原因について解説したいと思います。
目次
パソコン起動時にWindowsアップデートが実施される場合があり、アップデートの規模やパソコンの性能によっては時間を要する場合があります。
数時間ほど放置していたら起動していたということはよくありますのでまずは放置してみましょう。
起動するたびに長時間の放置が必要な場合はハードディスクやSSDなど部品の故障が考えられます。
この場合は部品の交換後にWindowsを再インストールすることで復旧することができます。
正常なパソコンで設定を変えていなければ電源ボタンを短く1回押すとシャットダウンが始まります。
同じ症状が繰り返される場合はWindowsが使用しているデータの破損が考えられます。
破損個所の修正、Windowsの再インストールをすることで復旧することができます。
以降の手順では電源ボタン長押しによるパソコンの強制終了が含まれます。
パソコンの強制終了は部品の破損やデータの消失などの致命的な損傷を与える可能性があります。
パソコン内部に重要なデータが保存されている場合はプロに依頼しましょう。
さくらパソコンサービスではWindowsなどのロゴが表示されたまま起動しないパソコンからのデータ救出、故障したHDDやSSDの交換、Windowsの再インストールに対応したリカバリサービスを提供しています。
下記よりお気軽にお問い合わせください。
パソコンが起動している場合は電源ボタンを長押しして強制終了します。
キーボード、マウスを除く全ての周辺機器を取り外し電源ボタンを押してパソコンを起動します。
パソコンの設定によっては起動時に周辺機器に保存されているデータを読み込む設定になっていることがあります。
この場合は起動時は取り外しておくか、読み込まないように設定することで不具合を回避できます。
パソコンが起動している場合は電源ボタンを長押しして強制終了します。
パソコンから電源ケーブルとバッテリーを取り外し、電源ボタンを数秒間、4~5回ほど繰り返し押します。
電源ボタンを押すことでパソコン内部に溜まった不要な電気を消費させます。
尚、バッテリーが取り外せないノートパソコンでは放電できません。
放電で復旧するパソコンは内部の部品に劣化が生じている可能性が高く、放電はあくまでも一時的な解決方法となります。
劣化しているのはパソコン内部のメイン基板上の部品であることが多く、ノートパソコンの場合は修理費が高額になる可能性があります。
また、古くなったパソコンに発生しやすいことからパソコンの買い替えも含めて検討するのが良いでしょう。
20年程前には他人のパソコンを使用不可にして喜ぶ愉快犯が存在しましたが、現代のIT犯罪のほとんどは金銭目的です。
パソコンが起動しなければ金銭に繋がる情報を得ることができない為、パソコンの起動に支障を与えるようなウィルスはなくなりました。
例外として不完全なウィルスによる不具合で起動しないことも考えられますが、弊社ではそのようなウィルスを発見したことがありません。
一般的に市販されているパソコンはWindowsが定める最低スペックを満たしており、メモリ不足が原因でWindowsロゴの場所で起動が止まることは考えられません。
例外としてメモリの一部が故障しメモリ不足が発生することも考えられますが、一般的なパソコンではメモリ故障時にWindowsなどのロゴが出る前に警告音が鳴ります。
さくらパソコンサービスではメーカーロゴ、Windowsロゴが表示されたまま起動しないパソコンの復旧に対応したレスキューサービスを提供しております。
ご自身で解決できない場合はお気軽にお問い合わせください。