2015年6月25日
Dreamweaver CS6で文字を入力すると突然落ちる現象の解決方法
こんにちは! パソコンの出張・訪問修理のさくらパソコンサービスです! 弊社ではWEBサイトの制作にDreamweaver CS6を使用していますが、これがなかなかにじゃじゃ馬なソフトで時々言うことを聞いてくれなくなります。 今回はファイルを開いて文字を打ち込もうとするとDreamweaverが容赦なく落ちます。 htmlファイルだろうがphpファイルだろうが、どんな文字でも1文字入力すれば「Adobe Dreamweaver CS6は動作を停止しました」とエラーが表示され、Dreamweaverが強制的に終了します。 もちろんWindowsが解決策など提示してくれることもなく・・・ 動作を停止します・・・。 ログを開いてみると、 障害が発生しているアプリケーション名:Dreamweaver.exe タイムスタンプ:0x50be54e4 例外コード:0xc0000005 障害オフセット:0x0025a208 などと記載されています。 もちろんこの症状がでる前後に更新やソフトのインストールなどPCの環境を著しく変えるような作業はしていません。 Adobe製品は割りとこの手の謎なバグ(?)が多く、解決するのに四苦八苦している方も多いのではないでしょうか。 そんな方にDreamweaverの動かない!おかしい!を手っ取り早く解決する方法をご紹介します。(Windows 7 Home Premium 64bit/Adobe Dreamweaver CS6 64bitの環境での手順です。) ※注意:本手順を実施することによりDreamweaverのパネルレイアウトなど一部の設定情報がリセットされます。(サーバー情報はリセットされません。) 隠しファイルを表示 [コントロールパネル]、[デスクトップのカスタマイズ]、[フォルダーオプション]、[表示]タブの順で開き、詳細設定から『隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する』を選択します。 Dreamweaverの設定ファイルをリセット Dreamweaverを閉じた状態で『C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Adobe \Dreamweaver CS6\ja_JP』を開き、Configurationフォルダの名前を変更します。 ※ここでは『Configuration.old』としました。 Dreamweaverを起動 Dreamweaverを起動すると先程のフォルダに新しく『Configuration』フォルダが作成されます。 隠しファイルを非表示 ①の手順を参考に隠しファイルを非表示に設定します。 以上で終了です。 これで解決できない場合は『Configuration』フォルダを元の状態にすることで、今回おこなった変更を取り消すことができます。 Dreamweaverの動作がおかしくなった際には再インストールなどの前に一度試してみてはいかがでしょうか。 解決しない場合 さくらパソコンサービスではパソコンソフトのあらゆる障害復旧に対応したレスキューサービスを提供しています。 ご自身で復旧が困難な場合などお気軽にご相談ください。
2015年5月18日
気温とパソコンとHDDの関係
こんにちは! パソコンの出張・訪問修理のさくらパソコンサービスです! ぽかぽかと暖かい日が続くようになり、気温も徐々に上昇してきましたが、お使いのパソコンは問題なく動作しているでしょうか? 気温が上昇するとパソコン内の温度も上昇します。 温度の上昇に伴い、ファンなど回転部品の軸受に使われているグリスの劣化、各種部品の熱膨張による変形が発生します。 一般的には部品自身の温度を30~40℃の範囲に保てばパソコンが最も長持ちすると言われていますが、その為には室温を20℃程度、ノートパソコンや一体型パソコンでは更に低い温度で保つ必要があります。 特にパソコンのデータを保管しているHDDは温度変化の影響を受けやすく、冬場・夏場は使用環境の温度に注意が必要です。 資料『部品温度と経過年数におけるHDD故障率』 ※Google社『Failure Trends in a Large Disk Drive Population』より HDDが破損すると、 ・パソコンの起動や動作が遅くなる ・再起動を繰り返す などの症状が出て保存しているデータが取り出せなくなる可能性があります。 本格的な夏が来る前にパソコンの吸気口部分に溜まったホコリの清掃をすることで、故障を回避できることがあります。(但し吸気口やファンを直接掃除機で吸うとファンを傷めることがあるので絶対にしないでください。) ご自身での清掃が不安な方、清掃方法について聞きたい方はお気軽に当社までお問い合わせください。