2024年6月16日
OneDrive(Microsoftアカウント)へログインするとOutlookが起動しなくなる現象の原因と対処方法
OneDriveなどパソコン上でMicrosoftアカウントにログインするとOutlookが起動しなくなることがあります。 その他にも「Microsoft Outlookを起動できません。Outlookウィンドウを開けません。このフォルダーセットを開けません。予期しないエラーが発生しました。」といったエラーが表示されることもあります。 原因はOneDriveの自動バックアップ OneDriveの自動バックアップとは OneDriveはMicrosoftのクラウドサービスです。 OneDriveフォルダに保存したファイルはパソコンの中ではなく、Microsoftのサーバー内に保存されます。 OneDriveにはデスクトップ、ドキュメント、ピクチャフォルダなどをMicrosoftのサーバーに保存する自動バックアップ機能が備わっています。 但し複製したデータをクラウドにバックアップするのではありません。 デスクトップ、ドキュメント、ピクチャフォルダなどをOneDriveフォルダ内に移動することでバックアップとしています。 その為、デスクトップ、ドキュメント、ピクチャフォルダなどを参照するソフトはフォルダを見失い不具合が生じる場合があります。 Microsoftアカウントにログインすると同時にOneDriveの自動バックアップが有効化される場合がある Windows上でMicrosoftアカウントにログインするとOneDriveも同時にログインされることがあります。 また、OneDriveにログインすると自動バックアップが有効化されることがあります。 いずれもログイン時に表示される画面にOneDriveにログインしない、自動バックアップを有効化しないなどの選択肢はあると思われます。 「思われます」と書いたのはログイン画面が表示されるタイミングが多数あり弊社でも全てを把握できていないためです。 尚、Windows 11以降ではMicrosoftアカウントへのログインを強制するような画面が表示されることもあります。 自動バックアップによりOutlookのPSTファイルが移動 Outlookでメールの送受信をPOPで設定している場合、送受信したメールはOutlookデータファイルに保存されます。 OutlookデータファイルはドキュメントフォルダのOutlookファイルフォルダ内にPSTファイルとして保存されます。 OneDriveの自動バックアップによってPSTファイルが移動してしまい、Outlookは起動できなくなります。 IMAPでメールを送受信している場合は問題なく起動する メールの送受信方法には大きく分けてPOPとIMAPなどがあります。 IMAPのデータはOneDriveのバックアップ対象フォルダ以外に保存されます。 その為、OutlookでIMAPを使用して送受信している場合は影響ありません。 MicrosoftはOneDriveの利用を推奨している OneDriveは保存するデータ容量に応じて費用発生します。 自動バックアップによりOneDriveに保存するデータ量が増えれば月額費用が発生しMicrosoftの収益となります。 その為、今後も様々な手法でOneDriveへのログインを促してくることになりそうです。 起動しなくなったOutlookを復旧する方法 OneDriveによって起動しなくなったOutlookの復旧方法は複数あります。 ここでは意図せず有効化されてしまったOneDriveの自動バックアップを無効化し、Outlookを復旧する方法を紹介します。 OneDriveの設定を開く 画面右下のアイコンからOneDriveをクリックし、開いたウィンドウの歯車マークを押します。 バックアップを管理を開く 各フォルダのバックアップをオフにして変更の保存を押す OneDriveフォルダを開く Outlookデータファイル(PSTファイル)を元の位置に戻す Outlookデータファイル(PSTファイル)をドキュメントのOutlookファイルフォルダ内に移動します。 解決しない場合 さくらパソコンサービスでは起動しなくなったOutlookの復旧に対応したレスキューサービスを提供しております。 ご自身で解決できない場合はお気軽にお問い合わせください。
2024年6月8日
メーカーロゴ、Windowsロゴが表示されたまま起動しないパソコンの原因と対処方法
パソコンの起動時にメーカーやWindowsなどのロゴが表示されたまま起動しない時はパソコン内部の部品の故障やデータの破損が考えられます。 この記事では対応方法を順序に沿って紹介すると共に原因について解説したいと思います。 まずは長時間放置する パソコン起動時にWindowsアップデートが実施される場合があり、アップデートの規模やパソコンの性能によっては時間を要する場合があります。 数時間ほど放置していたら起動していたということはよくありますのでまずは放置してみましょう。 起動するたびに長時間の放置が必要な場合はハードディスクやSSDなど部品の故障が考えられます。 この場合は部品の交換後にWindowsを再インストールすることで復旧することができます。 電源ボタンを短く1回押してシャットダウン(非長押し) 正常なパソコンで設定を変えていなければ電源ボタンを短く1回押すとシャットダウンが始まります。 同じ症状が繰り返される場合はWindowsが使用しているデータの破損が考えられます。 破損個所の修正、Windowsの再インストールをすることで復旧することができます。 以降の手順に移る前の注意事項 以降の手順では電源ボタン長押しによるパソコンの強制終了が含まれます。 パソコンの強制終了は部品の破損やデータの消失などの致命的な損傷を与える可能性があります。 パソコン内部に重要なデータが保存されている場合はプロに依頼しましょう。 さくらパソコンサービスではWindowsなどのロゴが表示されたまま起動しないパソコンからのデータ救出、故障したHDDやSSDの交換、Windowsの再インストールに対応したリカバリサービスを提供しています。 下記よりお気軽にお問い合わせください。 パソコンに繋いでいる周辺機器を取り外してから起動 パソコンが起動している場合は電源ボタンを長押しして強制終了します。 キーボード、マウスを除く全ての周辺機器を取り外し電源ボタンを押してパソコンを起動します。 パソコンの設定によっては起動時に周辺機器に保存されているデータを読み込む設定になっていることがあります。 この場合は起動時は取り外しておくか、読み込まないように設定することで不具合を回避できます。 放電してみる(バッテリー内蔵のノートパソコンは不可) パソコンが起動している場合は電源ボタンを長押しして強制終了します。 パソコンから電源ケーブルとバッテリーを取り外し、電源ボタンを数秒間、4~5回ほど繰り返し押します。 電源ボタンを押すことでパソコン内部に溜まった不要な電気を消費させます。 尚、バッテリーが取り外せないノートパソコンでは放電できません。 放電で復旧するパソコンは内部の部品に劣化が生じている可能性が高く、放電はあくまでも一時的な解決方法となります。 劣化しているのはパソコン内部のメイン基板上の部品であることが多く、ノートパソコンの場合は修理費が高額になる可能性があります。 また、古くなったパソコンに発生しやすいことからパソコンの買い替えも含めて検討するのが良いでしょう。 ネット上で見かける以下のような原因について ウィルス感染が原因で起動しない 20年程前には他人のパソコンを使用不可にして喜ぶ愉快犯が存在しましたが、現代のIT犯罪のほとんどは金銭目的です。 パソコンが起動しなければ金銭に繋がる情報を得ることができない為、パソコンの起動に支障を与えるようなウィルスはなくなりました。 例外として不完全なウィルスによる不具合で起動しないことも考えられますが、弊社ではそのようなウィルスを発見したことがありません。 メモリの不足 一般的に市販されているパソコンはWindowsが定める最低スペックを満たしており、メモリ不足が原因でWindowsロゴの場所で起動が止まることは考えられません。 例外としてメモリの一部が故障しメモリ不足が発生することも考えられますが、一般的なパソコンではメモリ故障時にWindowsなどのロゴが出る前に警告音が鳴ります。 解決しない場合 さくらパソコンサービスではメーカーロゴ、Windowsロゴが表示されたまま起動しないパソコンの復旧に対応したレスキューサービスを提供しております。 ご自身で解決できない場合はお気軽にお問い合わせください。
2024年4月27日
2024年4月現在、Windows 7をサポートしているセキュリティ対策ソフト一覧
2024年4月現在、主要なセキュリティ対策ソフトの中でWindows 7をサポートしているのはノートン360、Kaspersky(カスペルスキー)、アバストのみとなります。 セキュリティ対策ソフトWindows 7対応状況(SP=サービスパック)ノートン 360ノートンライフロックSP0:×(~2024/5/22)SP1:〇SP2:〇SP3:〇KasperskySP0:×SP1:〇SP2:〇SP3:〇ESETキヤノンITソリューションズ×(~2023/11/30)ウィルスバスタークラウドトレンドマイクロ×(~2023/2/28)マカフィー リブセーフマカフィー×(2021/5/4)ZERO スーパーセキュリティソースネクスト×(2021/12/31)アバストAvast SoftwareSP0:×SP1:〇SP2:〇SP3:〇 いずれもWindows 7 SP1(サービスパック1)以降であることが条件となっています。 また一部ソフトでインストール時にエラーが発生するなどの現象があるようなので、事前に各ソフトメーカーのWindows 7対応状況を調べる方が良さそうです。
2024年4月25日
ゴールデンウィーク期間(4/27~5/6)の営業に関するお知らせ
誠に勝手ながら下記の期間を休業とさせていただきます。 2024年4月27日(土)~2024年5月6日(月) 休業中に頂いたお問い合わせ等につきましては、5月7日(火)以降順次対応させて頂きます。 ご不便をおかけしますが何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
2023年7月29日
夏季休業期間(8/11~8/17)に関するお知らせ
誠に勝手ながら下記の期間を休業とさせていただきます。 2023年8月11日(金)~2023年8月16日(水) 休業中に頂いたお問い合わせ等につきましては、8月17日(木)以降順次対応させて頂きます。 大変ご迷惑をおかけしますが何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
2023年5月8日
臨時休業のお知らせ
誠に勝手ながら2023年5月29日(月)~31日(水)を休業とさせていただきます。 休業中に頂いたお問い合わせ等につきましては6月1日(木)以降順次対応させて頂きます。 大変ご迷惑をおかけしますが何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
2023年4月24日
ゴールデンウィーク期間(4/29~5/7)の営業に関するお知らせ
誠に勝手ながら下記の期間を休業とさせていただきます。 2023年4月29日(土)~2023年5月7日(日) 休業中に頂いたお問い合わせ等につきましては、5月8日(月)以降順次対応させて頂きます。 ご不便をおかけしますが何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
2022年4月28日
ゴールデンウィーク期間(4/29~5/8)の営業に関するお知らせ
誠に勝手ながら下記の期間を休業とさせていただきます。 2022年4月29日(金)~2022年5月8日(日) 休業中に頂いたお問い合わせ等につきましては、5月9日(月)以降順次対応させて頂きます。 ご不便をおかけしますが何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
2021年8月27日
臨時休業のお知らせ
誠に勝手ながら2021年9月1日(水)を休業とさせていただきます。 休業中に頂いたお問い合わせ等につきましては9月2日(木)以降順次対応させて頂きます。 大変ご迷惑をおかけしますが何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
2021年4月20日
ゴールデンウィーク期間(4/29~5/5)の営業に関するお知らせ
誠に勝手ながら下記の期間を休業とさせていただきます。 2021年4月29日(木)~2021年5月5日(水) 休業中に頂いたお問い合わせ等につきましては、5月6日(木)以降順次対応させて頂きます。 大変ご迷惑をおかけしますが何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。