2015年5月18日
気温とパソコンとHDDの関係
こんにちは! パソコンの出張・訪問修理のさくらパソコンサービスです!
ぽかぽかと暖かい日が続くようになり、気温も徐々に上昇してきましたが、お使いのパソコンは問題なく動作しているでしょうか?
気温が上昇するとパソコン内の温度も上昇します。
温度の上昇に伴い、ファンなど回転部品の軸受に使われているグリスの劣化、各種部品の熱膨張による変形が発生します。
一般的には部品自身の温度を30~40℃の範囲に保てばパソコンが最も長持ちすると言われていますが、その為には室温を20℃程度、ノートパソコンや一体型パソコンでは更に低い温度で保つ必要があります。
特にパソコンのデータを保管しているHDDは温度変化の影響を受けやすく、冬場・夏場は使用環境の温度に注意が必要です。
資料『部品温度と経過年数におけるHDD故障率』
※Google社『Failure Trends in a Large Disk Drive Population』より
HDDが破損すると、 ・パソコンの起動や動作が遅くなる ・再起動を繰り返す などの症状が出て保存しているデータが取り出せなくなる可能性があります。
本格的な夏が来る前にパソコンの吸気口部分に溜まったホコリの清掃をすることで、故障を回避できることがあります。(但し吸気口やファンを直接掃除機で吸うとファンを傷めることがあるので絶対にしないでください。)
ご自身での清掃が不安な方、清掃方法について聞きたい方はお気軽に当社までお問い合わせください。