2015年2月27日
こんにちは!
パソコンの出張・訪問修理のさくらパソコンサービスです!
法人のお客様より誤ってNASの電源コードを抜いてしまい、データが読み取れなくなったので復旧して欲しいと依頼がありました。
NASはBuffalo製LinkStationの1ドライブ(HDDが1つ)のタイプで、復旧できなかった場合にはデータが紛失してしまいます。
ルーターのアカウント、LinkStationのIPアドレスが不明とのことなので、LinkStation用アプリ『NAS Navigator2』でNASを検索すると無事発見。
NASには『EMモード』の表示がでています。
ファームウェアをアップデートしようとするも失敗・・・。
TFTPブートでのアップデートも失敗・・・。
LinkStationの復旧は諦め、中のHDDを取り出してLinuxにつないだところ、LinuxでもHDDが認識できません。
xfs_repairでも失敗し重度の論理障害へ突入。
こうなるとこつこつやるしかありません。
結局、その日は徹夜でデータの復旧をおこない、翌朝、無事に必要なデータを届けることができました。
BuffaloのLinkStation、TeraStationやIO DATAのLAN DISKなどの家電量販店で販売されているNASはLinuxで稼動している為、Windows環境での復旧は基本的にはできません。
また、ネット上にあふれているLinkStationなどのデータ復旧方法の中には、データ復旧会社が記事にしているにも関わらず検討違いな情報が多々あります。
LinkStation、TeraStationなどNASのデータ復旧はぜひさくらパソコンサービスへおまかせください。
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