2015年1月30日
Microsoftが2015/1/23にWindows 10 Technical Previewの最新アップデートを公開しました。
今回のアップデートでは初の日本語対応インターフェイスが提供されており、一般の方でもインストール作業が容易になりました。
Windows 10の製品版は2015年の秋ごろとなっていますが、今回は一足先に『仮想マシン』というものを使い、お持ちのパソコンにWindows 10 Technical Previewをインストールして動かしてみましょう。
『仮想マシン』とはウィンドウの中にもう1台のパソコンがあるようなイメージになります。
リモートデスクトップなど他のパソコンをリモート操作したことがある方は想像つくかと思いますが、仮想マシンについて知識が無い方でも作業を進めるうちにすぐ理解できると思います。
尚、Windows 10 Technical Previewは検証用ですので、一部インターフェイスが英語になっていたり、周辺機器が正常に動作しないことが予測されます。
あくまでも『次期Wondowsを体験する』程度で本格運用はできませんのでご注意ください。
また、Windows 10 Technical Previewは試用期間が2015年4月15日までとなっています。
それでは早速作業を始めましょう!
必要なもの
・Windows 10 Technical Preview(評価版)のISOファイル
必要な知識
・BIOS設定の変更
まずは『仮想マシン』であるVMwareの入手とインストールからはじめます。
[ダウンロード]の上にマウスカーソルを持っていってメニューを開く
無償製品のダウンロードから[VMware Player]をクリック
VMware Player for Windowsの[ダウンロード]をクリック
ダウンロードしたファイルを実行し画面に従ってインストールします。
VMwareを起動しメールアドレスを入力
完了をクリック
これでVMwareの準備が完了しました。
ではWindows 10 Technical Previewをインストールしてみましょう。
VMwareを起動して[新規仮想マシンの作成]をクリック
[インストーラ ディスク イメージ ファイル]を選択し、[参照]を押してWindows 10 Technical Preview(評価版)のISOファイルを選択
Windows 10をインストールする場所を選択し[次へ]をクリック
Windows 10で使用するディスク領域を選択し[次へ]をクリック
※後で変更することも可能ですが上級者レベルの知識が必要です。パソコンに詳しくない方は推奨サイズのままWindows 10をインストールしてください。
[完了]をクリック
『ディスクを作成しています』と表示されるので完了するまで待つ
下記エラーが出た場合はCPUが仮想マシンに対応していないか、BIOSの設定を変更する必要があります。
・BIOS設定の変更
[Virtualization Technology]→Enabledに変更
[仮想化テクノロジ]→有効に変更
※BIOSの仕様によって表現が異なる場合があります。
[今すぐインストール]をクリック
[同意します]にチェックを入れ[次へ]をクリック
[カスタム]を選択
[次へ]をクリック
Windows 10のインストールが終わるまで待ちます
[簡単設定を使う]をクリック
Microsoftアカウントを入力
赤枠部分にMicrosoftアカウントに使用しているメールアドレスを入力し[次へ]をクリック
入力したメールアドレス宛にMicrosoftアカウントからセキュリティコードが送られてくるので入力して[次へ]をクリック
この後しばらく待つとデスクトップが表示されます。
これまでのWindowsと違ってかなりシックなデスクトップ画面が表示されました。
仮想マシン内のWindowsですので壊れたとしてもお使いのパソコンには影響ありません。
すき放題いじりたおしてみましょう!
Windows 10 Technical Previewのレビュー記事は時間のあるときに書きたいと思います。
[…] 次回の記事ではVMwareを用いた仮想PC空間にWindows 10をインストールする方法をご紹介したいと思います。 […]